今日は朝からずいぶん冷え込んでおり、長袖、長ズボンで登校する子がほとんどでした。秋が深まってきたことが感じられます。
今朝は月曜朝会が行われました。そこでは、幸田町から配付される本についての紹介がありました。これは、コロナ禍において、家庭で過ごすことの多い子どもたちに、読書に慣れ親しんでほしいとして、町内の全小学生に寄贈された本です。1年生は「こうたの民話」3冊セットと「加古里子のかがくの世界」6冊セットを、2~6年生は各学年用の「新しい科学の話」をいただきました。これらの本をきっかけに科学に興味をもつ子が増えてくれるとうれしいです。また、子どもたちが家に持ち帰ったら、家族で読書を楽しんでいただけたらと思います。
図書委員会でも、読書の秋にちなんで「秋の読書週間」の活動を行っています。図書室で本を借りると木の実のカードをもらえ、クラスにある読書の木に貼ることができます。今日の昼放課には、図書室に本を借りる人の列ができていました。たくさんの本と出会えるといいですね。
先週10日(土)に、学区ウォークラリーが行われる予定でしたが、台風が近づいていたため、休校となり、ウォークラリーも中止となってしまいました。その代わりに本日、体育館で三密等に気をつけながら、ミニミニウォークラリーを行いました。
体育館では、スライドに映したウォークラリーのコースを見ながら、チェックポイントで行う予定だったお話を聞いたり、班ごとにクイズやゲームをしたりしました。実際に学区を歩くことはできませんでしたが、学区のことに詳しくなれたのではないでしょうか。
ミニミニウォークラリーの後には、ビンゴ大会も行われました。一人一人ビンゴカードを持ち、発表される数字に一喜一憂する様子が見られました。
先週に比べ、今週は昼間暑い日が続いていますが、坂崎小ではキンモクセイの香りが漂い始め、秋が感じられるようになってきました。
13日(火)、5年生ではお米マイスターの渡邊正明さんをお招きし、お米について学びました。また、3種類のご飯を実際に炊いてくださり、食べ比べをしました。5年生が稲刈りをしたお米を水に浸さず炊いたもの、30分以上浸したもの、「女神のほほえみ」という銘柄のお米の3種類です。子どもたちは、味に違いがあることに驚いていました。
また14日(水)には、4-2で道徳の研究授業がありました。校内の先生だけでなく、幸田町内の新任の先生が参観されました。コロナウイルスと戦う医療従事者の子どもが学校で悪口を言われてしまう話を取り上げ、同じクラスにその子たちがいたらどうするかを考えました。最初は、自分も悪口を言われたらいやだと考えて、注意できないと考えていた子も多かったですが、話し合いを通して、自分も友達のことを考えて行動したいと、自分の考えを変化させる子がたくさん見られました。
8日(木)と9日(金)の2日間、坂崎小ではすてきな音楽との出会いがありました。
8日は、町の音楽宅配事業として、5年生がピアノ演奏を聴くことができました。来てくださったのは、ピアノ奏者の髙橋多佳子さんです。ドビュッシーの「月の光」、ショパンの「革命」など、子どもたちも一度は耳にしたことがある有名な曲を、体育館のピアノで演奏してくださいました。それぞれの曲で鮮明にイメージが伝わってくることに驚いた子もたくさんいました。また、オーケストラの曲をピアノ1台で演奏してくれたことが、心に残った子どもも多かったようです。
また、9日は芸術鑑賞会として、チーム「プチマリ」の皆さんをお呼びし、マリンバを中心とした演奏を聴きました。全校を低学年と高学年に分けての2回公演でしたが、どちらの子どもたちも、マリンバ演奏の迫力に聴き入っている様子でした。子どもたちも体を動かしてのリズム遊びや、運動会でおなじみの曲を動きながらの演奏、人気アニメの主題歌など、バラエティーに富んだ演奏であっという間の40分間でした。
この2日間ですてきな音楽に触れ、より音楽に興味をもつ子が増えたと思います。